第19回MIAA チャーターメンバー 渡航議事録 . 平成20年3月24日
議事録作成人  佐藤雅彦
日 時 : 平成20年2月8日(金)〜2月14日(月)
渡航先 : ネパール カガチ村
渡航者 : 佐藤雅彦     三塚久義
便 名 : SND〜NRT NH 3232 ・ NRT〜BKK TG 641 ・ BKK〜KTM TG0319 
       KTM〜BKK TG0320  ・ BKK〜NRT TG 319  ・ NRT〜SND NH 3131
ネパール事業報告書
 昨年ネパールは王政に終止符を打たれ、民政が始まったが、政治家、政党、企業の利権争いや選挙妨害、反発する民衆のゼネスト(バンダ)、南部地域の民族の混乱がまだまだ続き市民生活も混沌とするネパールである。
 今回の目的は、8回目ワークショップと15回目の学校給食の開催、2008年6月までの事業費の支払い、診療所と学校の水道タンクの修理と学校の教室建設の途中経過確認、次年度事業計画の事前調査、現在のネパール国、カガチ村等の調査である。

1)現在のネパール国の状況
 ・ 輸入品不足
昨年から続く南部地域民族の要求交渉のためインドからの輸入品が激減している。 特に石油、ガス、が入ってこない状況です。 ガソリンスタンドには売るガゾリンが無く、いつ入荷するかわからないガソリンを買うため路上に停車している車が長蛇の列となり益々交通渋滞が起こっている。 また、闇でガソリンが倍価で取引されている。
 ・ 停電
昨年からの水不足は改善されたがなぜか電力不足である。 2月現在カトマンズ市内は1日4時間の2回、計8時間の地区別停電である。 またその周辺地域(末端)では電力W数が少ない。 発電所の機械が壊れ2,3ヶ月後には日本から修理に来ると言っていたが、現地 では修理出来ない施設が多いのであろう。 ネオン看板の乱立、人々が電化製品を多数持つようになったため電力不足は永遠に続かもしれない。  またネパール国ではインド北部地域へ電力を売っていそうである。
・ 物価の高騰 前記の輸入品不足、カトマンズ移住による土地の急騰、建築ラッシュによる人件 費の高騰、中流階級層(経済的な意味で)の増加による消費水準上昇等により昨 年に比べ10〜20%くらい物価が高騰している。

2)・8回目ワークショップ  
 2008年2月10日、カトマンズからカガチ村までワゴン車をチャーターし8回目ワークショップの開催にカガチ村へ向かった。検問もなく兵士が若干待機しているのみであった。 今回のワークショップはネパールの祭日の間にあたりワークショップは開催されなかった。給食を配ったのみである。     
    村民約50名、バナナ、オレンジ、ビスケットなどを配った。


 ・15回目の学校給食     
学校給食はバナナ、オレンジ、ビスケットなどの配布、
参加生徒150名     
 松陵小学校より頂いた文房具と衣類の配布も行った。         


ワークショップの効果   
  村民の生活医療、衛生に関する知識は徐々に浸透してきた。 ワークショップの効果は大きいようである。 石けん配布は手を清潔にする習慣付け効果はかなりあるようである。

診療中の様子
上部ひび割れのタンク 水道管埋設部分
 








ここから水がしみだしています
診療所の水源
3)2008年6月までの事業
・ 診療所 医者は週3回カトマンズより来院している。 医薬品については無料配布分等間に合う量が確保されている。 電力不足のため診療所には電気が来ないが、発電機の設置によりレントゲンや他の設備も十分使用できる状況にある。
  水道施設の修理は配管埋設のみで上流の水溜タンクは未完成であった。 また、タンクの破損が見つかりスクンダで修理する予定と言っていたが資金不足は否めない。
4) シュリーバワニ中学校
 昨年の国への申請により小学校から中学校へ格上げになった。 生徒は高校生までいるので高校までの申請をしたいようであるが資金がかかるためもう少し時間がかかるようである。 また、昨年より授業料を徴収するようになったため低学年の人数が減った。
村には私立(村立?)の低学年までの無料の学校と、GTS(ドイツ)の援助で無料の学校が出来た。 教室の建設は残すところ電灯の配線と塗装工事のみで次回5月のメンバー渡航時には落成式をする予定である。 学校の水道施設の修理も完成していた。
中学校となった看板
歓迎されました 修理した水道施設 ノートを配布しました











  ↑土留め部分
←完成した階段

土留め部分と校舎


衣類も配布しました











次年度3月までの申請事業
 診療所関係
・医者・看護婦・検査技師の給料 ・消耗する薬品(ケミカル) ・無料配布薬
・ハンセン病の患者の薬 ・学校へ机・椅子の供給10セット ・輸送費

 ワークショップ
・子供の給食 月2回 350名分 ・大人の給食 月1回 230名分 ・配布品 石けん ・散髪事業

5)村の小学校調査
シュリー・バワニ小学校
校長名 コーラノンド バラミ校長
教員11名 内女性2名 
給料は政府から3名、教育委員会2名、スクンダより2名、村民の寄付、学校の収入で4名

生徒数
幼稚園(保育) 18 10
小学校1年 28 21
     2年 51 25 26
     3年 37 25 12
     4年 40 22 18
     5年 31 19 12
中学校6年 20 11
     7年 17 12
     8年 13 11
高校  9年
     10年
合計 272
・通常は250名くらいの出席である
・まだ学校に登校出来ない生徒が100名以上いるようです。
・生徒より授業料を徴収するようになった。
 年間幼稚園250r1年生300r 学年が上がると+100rである。
【理由】 
 小学校までしか学校の許可がなかったが昨年は中学校までの許可が出た。 高校までの許可をもらうための費用捻出。
またそれに伴い多くの先生を雇えるようになった。

【就学時間】 10時〜16時 昼休み30分
【授業は?】 ネパール語、英語、数学、科学、ソーケルストーリー(道徳)

学校の要望として教室が欲しい
* 現在、建てている教室脇に新たに4教室分の基礎工事が進められている。 早く完成させたい

6)今期のスクンダ活動、事業 ・カガチ村の病院運営 ・カガチ村学校の給食、先生2名の給料 ・シューデニ村シバラヤ中学校の先生1名の給料 ・東京芝ライオンズクラブとの共同事業

カブレライオンズとネパール・アルカ病院共同のヘルスキャンプ視察









スクンダライオンズの車いす贈呈式視察
7)その他調査事項
スクンダライオンズと東京芝ライオンズクラブとの共同事業
ナラ高校 バスケットコート新設と机、椅子の整備事前調査視察