第17回MIAA チャーターメンバー 渡航議事録 . 平成19年10月11日
議事録作成人  鈴木 信
日 時 : 平成19年9月9日(日)〜9月16日(日)
渡航先 : ネパール カガチ村
渡航者 : 鈴木 信     渡部和幸(サポーター)
便 名 : SND〜NRT NH 3232 ・ NRT〜BKK TG 641 ・ BKK〜KTM TG0319 
       KTM〜BKK TG0320  ・ BKK〜NRT TG 319  ・ NRT〜SND NH 3131
タイ車椅子施設建設計画調査報告書

 今回、世界的に活動している組織のアジア本部、Disabled Peoples International Asia Pacific Region(DPI)を訪問。Saowalak Thngkung(サワラク会長・車椅子に乗っている女性)と今後について話し合った。 DPIは障害者の自立支援活動を行っており、タイでも車椅子の無償配給など様々な活動を行っていた。DPIの本部はカナダにあり、アジア、アラブ、ユーロ、アメリカ、ラテンの5ブロックに分かれて活動している。また、DPIにはホームページもあり活動を公開している。
 車椅子の修理は、ナンスクールで行われており、場所もないため学校の軒下に部材をおいているが、洪水の時は、すべて水に濡れてしまうという。
 DPIの資金源は、トヨタファンデーション?、日本ファンデーション?等の日本の企業が長期的に支援しているほか、タイヘルプローション?タイヘルプファンデーション?という企業も支援しているということである。
 2000年からタイと近隣の国への車椅子の修理は、このナンスクールで行われ、アヌスン先生が中心となり、ボランティアで行われている。
 校長先生は、アーリワン氏(右の写真の女性)で、中学校、高校と合わせて1100人の生徒を教育している。現在の構想は、学校の敷地内に、車椅子を修理する施設とタイ及び近隣国の協力者も勉強できるような、研修施設を作る計画である。施設は障害者向けにスロープを設け、バリアフリーの施設に作る計画である。トイレも障害者向けのものが必要という意見も出た。
 今後の予定は、10月までに建設業者と相談し、予算書を作成し、合わせて5ヵ年計画を作成する。来年2月には、当MIAAで申請までできるかどうか、最善を尽くす。  申請が出来れば、おおよその予定は、4月に日本の外務省の現地調査、6月末に申請が受理されるか?結果が出る。予算が確定すれば、来年7月には、計画を進めることになる。
 また、日本の支援も促すために、日本語とタイ語のできるスタッフを常駐できれば、非常に良き事業となるのではという意見が多かった。 体育館でも授業を行っていた。

 学校の先生方に大歓迎され、川辺のレストランで夕食をご馳走になった。非常に明るい先生方で、泊まっていっていいよ・・・という先生もいた。また、次回は自宅でもっと、おいしい料理を作って食べさせてあげると言われた。
アヌスン校長は科学の先生で、日本の技術家庭のような担当も兼務しているらしい。  また、このナンスクールは、中学校1年生〜中学校6年生までの、6学年が学ぶ学校であった。

ネパール事業報告書
予定通りネパールに到着した。まず、予め日本から送金したお金を引き出すため銀行へ行った。この資金がカガチ村の学校建設及び医療器具や薬品等の資金となる。
ネパール・ライオンズクラブスクンダの年に一度の式典で表彰された。以前もそうだったが、ネパール人の有識者は、話が長いほど優れているという風習があり、活気ある話が続いた。スピーチの中には、必ずといっていいほど、MIAAへのお礼の言葉と、どういう訳か「シンスズキ」の言葉があった。
 なお、カトマンドゥの最近の状況は、盆地内では初めての無差別テロ事件があり、3人が死亡し多数のけが人が出ている。しかし昨年の戒厳令以前の閑散とした市内とは打って変わり観光客も非常に多く、特にヨーロッパ人が多いということである。また、アジア開発銀行が中心となって進んでいた、ウォータープロジェクトは、一度は破綻しそうになったが、話し合いが再開された。 翌日、カガチ村へ出発した。
雨季が終わったばかりの村は収穫の時期であった。 砂をカゴで運ぶ作業員
7月に進めるように依頼した学校の建設であるが、進行は見るからに遅い。山の上に建つ学校のため、難航していることもあるが、このままでは、納期に間に合わない感じもあったので、対策を検討した。
作業員は、診療所の一室に宿泊しながら、朝から晩まで頑張っていた。食事はどうしているのか?良く考えたら不思議だったので、次回確認してみようと思う。
 また、カガチ村の村民も雇用しながら作業を進めているか?も次回確認してみようと思う。


カガチ村診療所へ本年度、寄付する物品を購入し、項目をチェックし診療所へ納入した。 また、予定のペースでワークショップを開催している。
学校の給食を我々の手で配布した。
明細通りの医薬品
レントゲンのフイルム

ネブライザー(喘息の患者に使用する器具)村には喘息気味の子供もいる。
心電図計測器 ワークショップで配布する石鹸と発電機用の軽油
 ラックスマンドクターは、昨年に引き続き診療所に勤め、ナース、ラボも継続雇用することで決まった。
 ワークショップで石鹸を配布した。。今回は我々の手で直接、配布した。 診療所も村民に認識されてきており、有効に活用されている。

年間12回のワークショップはドクターの村民への講話を中心に開催されている。
学校給食は、本年度も年間24回開催される。
ネパールの小学校は、1年から5年までの5学年である。
人数も徐々に増え、現在は300名近くにまで生徒が増えた。
以前より服装もだいぶ清潔になってきている。     小学校1年生の子供達
 MIAAとして、カガチ村小学校を支援してから6年目となる。最近、学校で学ぶ意義が少しずつ理解されてきていると感じる。本年は意識の高まった生徒たちのための中学校及び高校の承認をネパール政府から受け、その教室の建設を別棟に始めた。このような将来に向けた我々の支援は、きっとカガチ村の将来の発展とネパールの将来に貢献できると信じる。この子供達が次世代で活躍することを願い、これからも支援していきたいと思う。