第10回MIAA チャーターメンバー 渡航議事録 . 平成17年11月14日
議事録作成人  鈴木 信
日 時 : 平成17年11月4日(金)〜11月11日(金)
渡航先 : ネパール カガチ村
渡航者 : 鈴木信.鈴木貴資.遠藤博幸.松本匡平
便 名 : SND〜SEL OZ151 ・ SEL〜BKK OZ741 ・ BKK〜KTM TG0319 
       KTM〜BKK TG0320  ・ BKK〜SEL OZ742 ・ SEL〜SND OZ152
 11月4日金曜日、今回も9月同様、仙台を出発してソウル経由でバンコクに入った。
 翌日、カガチ村の小学校就学前の(幼児)子供達にクッキー等の配布を目的に、自然にかえる材料のパッケージの物を捜し歩いた。紙のみの素材のものを探すことが出来ず、結局、中身だけを配る事にした。村の子供はゴミをそのへんに捨ててしまうだけでなく、前回は乾燥剤を食べてしまった事もあり、気を配った。
  今回は、DVD作成のため、カトマンズ到着時から意識してDVの撮影に臨んだ。現地スクンダメンバーとも前日からミーティングを重ねてカガチ村へ向かった。
カガチ村に到着し、撮影のシナリオにしたがって進んだ。 花は、正直とても重かった。
11月は年間で最も天候が良いらしく、この日も景色はすばらしく、作物も実り、花も美しく青空の下映えていた。 今まで何度も訪問したが、今回はじめて、村の小学校の児童による歓迎を受けた。心のこもった手作りの花輪に感動した。
 
映画を見る説明を受ける住民たち・・・     映画の機材

診療所では、ワークショップと映画上映の準備にとりかかり、ドクターへのDVD向けの 質問も始まった。 しかし、残念に感じたのは、収穫期と重なり、ワークショップへの参加者がいつもより少なかったことである。     
 診療所の一室に暗幕を張り、映画の準備が出来た。しかし、住民を会場に入れる前に カガチ村の電気が弱く、うまく映写できない。映画会社と電気屋さんも同行していたので 修理しながらスタートする事にしたが、時間を要するということで、ワークショップでの医師による勉強会を先にして、我々は学校給食の配布事業を開始した。  診療所に戻ると、1回の上映会50分が完了していた。2回目の上映会を指示する。 しかし、電源があがらないと連絡がある。停電である。2時間電気屋さんが対処していたが、停電は回復しなかった。当初3回の上映予定であったが予想外の展開であった。映画上映に関しては、かなりの準備をして臨んだものの予定通りの遂行ができなかったのは非常に残念である。次回我々の予算で、再挑戦する事を考えている。上映内容は、ネパール語によるもので、公衆衛生や健康管理に関する内容が主で、病気になったら病院にいくことや代表的な病気などについても判りやすく説明したものであった。
レントゲン設備。          サブヘルスポストにも、我々の質問を開始し、これらを元にDVDが作成される。
9月納品予定だった、レントゲン設備は、10月20日に完成し、検査技師がいれば いつでも使用できる状態となっていた。     
今回、カガチ村を訪れた際、たくさんの変化があった。これまでにはなかった方法での農作物の生産。例えば、牛をつかって耕す方法などである。我々の呼びかけと活動の成果 が現れ、村以外の人間の往来や交流がきっかけで、急速に良い方向へ変化していると感じた。


学校給食の配布事業も今年度の9回目を迎えた。 日本語の授業風景。
 今回参加した東北大学教育学部の松本君が小学校で授業を試みた。彼は来年4月から高校教師になる。スクンダのアショク氏に通訳を頼み、子供達に多少の日本語を教えた。非常に素直で熱心に授業に臨み、子供達は、すぐ日本語の挨拶を覚えてくれた。   
  バンコクで買った菓子を幼児に配って歩く。子供達を見ると、まだまだ貧しい状況と感じた。
  今回は、村の家庭を直接訪問して、日本で検討してまとめてきた様々な分野の質問を 実際に行ってみた。数件の家庭を訪れたので、時間がかかった。非常に興味深い回答も多く、DVD完成が楽しみである。  家の中に入ると、照明などは全くなく、寒さ防止のためか?日光が全く入らない状態で、 昼でも室内は真っ暗であった。1階は炊事場で、2階が寝室である。寝室がある家庭では、 むしろに毛布だけ。少し裕福な家庭では、敷布団と掛布団があった。着替えなどは、多くても予備2枚程度で、子供は1枚のみの子供も多いようである。これから冬になるので、かなり寒いのが目に見える。元気に育ってくれればと願うばかりである。
 今回は、年代の異なる4人での訪問となったわけで、また違ったカガチ村に対する見解がでたことは、今後の活動計画にも大いに役立つであろうと考えます。かなりハードではありましたが、充実した訪問であったと感じました。 今後は、村の自立支援という観点から、こちらから与えるだけではなく、生活や健康に対する意識の向上を目指し、あまり過剰すぎる支援にならない程度に気を配りながら更に頑張って行きたい。                                         以上