作成者:鈴木貴資

  第10回MIAAネパール渡航議事録     体験レポートby遠藤   体験レポートby松本

       メンバー: 鈴木信会長. 鈴木貴資リーダー. 遠藤博幸. 松本匡平              

   今回は、ネパールに沢山の古着を持参し、村の幼児にビスケットも購入して入国しました

11月6日(日)
カトマンズ空港到着時より撮影を開始。
          カトマンズ市内にてブリーフィング及び翌日に向けてスクンダメンバーとミーティング。
11月7日(月)
宮城国際支援の会 4名   ライオンズスクンダ 12名

 9:00  カトマンズの滞在ホテルにてライオンズスク
     ンダメンバーと合流
 9:15 カガチ村に出発  
10:15  カガチ村に到着
11:00  「結核」「健康管理方法」についての映画上映会
 12:00  現地ドクターによる環境衛生指導の講義
 13:00  学校給食配布
 14:00  DVD作成のため一般家庭へ取材
 15:00  大人の方への給食配布
 15:30  昼食&昼休憩
 16:00  カトマンズゴミ処理場の視察
 17:00  事業終了、カガチ村を出発→カトマンズへ
11月8日(火)  カトマンズスクンダメンバーと今後の支援について会議。
カトマンズ市内より、遠くヒマラヤを望む
ネパール王国の首都、カトマンズ。
今回は会長以下4人で訪問しました。
スクンダスタッフのスリジャナさんと。
澄み切った青空に、菜の花が美しく・・・ 傾斜地に立つ貧しい民家。 牛を使って畑を耕します。
9:00 ライオンズスクンダメンバーがチャーターしたワンボックスカーが、我々の滞在するバイシャリホテルへ到着。初めてお会いするメンバーと挨拶をし、9:15分我々はワンボックスカーに便乗しカガチ村へ出発。途中にて映画業者、電気業者、アショック氏と合流。
200人を超える村人によるお出迎え。「ナマステ!」   手作りのレイで歓迎して頂きました。 ドクターと記念撮影。
10:15 カガチ村に到着。村に入るまでの山を登っていくと、診療所の入り口には大勢の村人の姿が見える。診療所に到着すると200人を超える村民が私たちに熱烈な歓迎をしてくれた。子供たちはマリーゴールドの花で作ったレイ(首飾り)を作ってくれていたようで「ナマステ!」の声とともに我々メンバー一人一人の首にかけてくれたのだった。私は今回の渡航は2回目だが、前回は村に外国人がやってきたという村民の反応だった記憶があるが、今回こんなに歓迎されるのは初めてだと鈴木信会長も言っておられた。
デジカメに記録。鈴木会長 ワークショップで映画上映を待つ村の大人たち。   合間にインタビュー?
11:00 いよいよ映画上映の開始である。診療所にある医師や村の地区長などが会議するときに使用する部屋(会議室)に暗幕をはり、簡易映画館が完成。リハーサルを行うためスイッチを入れてみた。しかしここで問題発生。先週のリハーサルでは何の問題もなく上映できていたようだが、たまたまその日はカトマンズから来る電力が安定しない。すぐさま同行していた電気業者が、村中の配線、分電板のチェックに入った。時間が無いと言うこともあり、医師からの環境衛生ワークショップを先に行うことに決め、村民を診療所の裏側にある広場に集め、講義を開始した。
映画上映の為の準備器具。 より安全なお産の為に・・・内診台。 バースコントロール用の紙芝居の一部
DVD作成の為の撮影中。 遠藤 簡単な日本語の授業風景。 松本 授業を熱心に聞く子ども達。
11:15 医師のワークショップを途中まで見学していたが、ライオンズスクンダの指示により学校給食へ我々は向かった。カガチ村にある小学校には1年生〜5年生の生徒が勉強しており、教室に入るなり子供たちが大きな声で「ナマステ!」と挨拶してくれるのである。私が低学年のクラスに給食を配っている最中に、メンバーの松本は高学年のクラスで日本語教室の授業を即席で開催していたのである。ほんの2〜3分もしないうちに子供たちの「コンニチハ!」と言う元気の良い大きな声が聞こえてくる。子供たちは皆、我々の配布する給食を非常に喜んでくれた。私は学校給食を配布するのは2回目だが、前回同様子供たちの澄んだ目の綺麗さには驚かせられる。これが子供のあるべき姿、子供らしい目である事に感動させられた。 
シュリー・バワニ小学校      給食の配布風景この日のメニューは、りんご・ゆでたまご・クッキーでした。
 学校給食の配布を終え、また診療所に戻ると医師からの環境衛生ワークショップと「結核」「健康管理方法」についての映画上映はすでに終了していた。DVD作成に必要なため鈴木信会長から、直ぐに2回目の上映を行うように業者にお願いした。スイッチが押されスクリーンにテロップが映り始めたとたん電力ダウン。今度は最悪なことに電力が安定しないのでは無く、電力が診療所まで来なくなってしまったのだ。いわゆる停電である。電気業者に直ぐに再チェックしてもらうよう鈴木信会長が指示を出し、どうやらバイクで隣の村まで確認しに行ったらしいが回復の兆しが無いと。事前のライオンズスクンダのリハーサルでは問題が無いと報告があったので映画の上映に関しては何の問題視もしていなかったが、今回に限りメイン事業である映画に関してこのような事態になるとは残念でならない。実質3回の上映予定が、1回で終了してしまったのである。ライオンズスクンダのメンバーも我々に対し申し訳なさそうだったが、どうしようもできない事態なので我々はあきらめる他無かった。
通常の学校給食はこのようにして
調理されているとのことです。
小学校のトイレ。溜まった糞便の処理が出来ない為、閉鎖されていました。 以前、寄贈した水道タンク。蛇口が盗まれ使用不可でした。対策が必要です。
 まだまだ貧しい村の家族。

これから、お宅を突撃訪問! 質問や回答の内容はDVDをお楽しみに。
リポーター:鈴木リーダー、松本
14:00 一般家庭へ取材に出かける。村の地区長の推薦により、ある1件の民家にお邪魔し松本がリポーター役で取材した。2件目の民家の取材は私が担当した。サブヘルスポストの取材も行った。レントゲン設備の設置も完了していた
15:00 診療所へ戻り大人の方へ給食を配り始めた。カガチ村はもう小学校を卒業すれば大人の仲間入りするようで、ずいぶんと若すぎるお母さんも目にした。
15:30 大人の給食を終え、ライオンズスクンダのメンバーが用意してくれたサンドイッチで昼食。
最近初めてできたらしい、村のショップ

念願のレントゲン施設

サブヘルスポストの取材。
鈴木リーダー
16:00 カガチ村の近くにできたゴミ処理場を視察に出かける。このゴミ処理場のおかげでカトマンズからの道路が整備され、たまたまゴミを載せたトラックが通る道路がカガチ村の前を通過していくという面でカガチ村までのアクセスが非常に良くなったのである。5年前はカガチ村まではカトマンズから3時間、2年前に私が渡航した時は1時間30分かかっていたのが、今では4WDのジープを使うことなく約1時間以内では到着できるようになった。
17:00 ゴミ処理場の視察から戻り、我々はカガチ村をあとにした。
ゴミ処理場を視察 結構ハードでしたが、任務終了! カガチ村を後にしました・・・・・
19:00 ライオンズスクンダと夕食をとりながらの合同反省会を開催し終了した。
                                  ※上記は全てDVDに撮影済み。こちらのDVDもご参照下さい。
活動の成果
 今回の事業は村民の健康意識向上ということで、医師のワークショップや映画を通じ、結核の恐ろしさ、感染症の恐ろしさ、病気になったらお祈りで治すのではなく必ず病院に行き医師に診断してもらう事の大切さ、等々村民に理解していただけたと思う。こうした活動内容を続ける事により、一人一人が「健康」に対する大切さ、健康意識改革が向上し、よりよい生活が築いていける村になるのではないでしょうか。
実施を終えてのコメント、特記事項、今後の課題等
 今回の事業を終え、「映画」に関する部分のみ心残りである。当会としましては 次回渡航(2月予定)の際、もう一度映画上映の企画を組みライオンズスクンダと入念な段取りを行い再チャレンジしたいと考えている。
 JICAネパール側から心配されていた「マオイスト」にも遭遇せず、無事に事業が執り行われたので良かったと思う。
今後もさらに村民の「健康の大切さ」の意識改革を植えつけ、若年結婚の廃止や、ファミリープランニング、環境衛生の向上等々さらなる活動していきたいと思う。